二階から目つぶし

Aah, My eyes! I can't see!!

恋愛映画が怖い。ここらでおまんじゅうとお茶も怖い。

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下手なホラー映画より恋愛映画の方が怖い。

すごくいまさらながら、実写映画『 君の膵臓を食べたい 』を観まして。

膵臓なんかより浜辺美波さんのカニ雑炊が食べたい、なんて感想はおいといて。

実のところ、私は『 君の膵臓を食べたい 』みたいなイケメンと美女が出る映画は苦手です。

納豆ぐらい苦手です。

(ほとんどの映画はイケメンと美女で成り立ってることは内緒ですよ)

 

蘇るトラウマ

というのも、とあるトラウマがありまして。

私がまだ純心な少年で本を読み始めたばかりのころ、貴志祐介さんの小説 青の炎を読んで感動。

で、ちょうど実写化映画 青の炎が公開されるので、映画館まで観に行ったのです。

この青の炎の主役が嵐の二宮 和也さん、ヒロイン役で松浦亜弥さん。いわゆるアイドル映画でした。

別に2人が主演だったことに文句はありません(言ったら殺される)。

劇場にニノファンの女性が多かったのも別にいい。

ジャニーズファンの女性って、こういうときちゃんとオシャレするんですよね。そこに不快感は生まれない。

(スクリーンのニノくんには見えなくても気合入れる意識はむしろ尊敬できる)

しかしヒロイン役を演じた松浦亜弥さん目当てのオタク男子ども、テメーらはダメだ。

なんなんだお前らはブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒ言いやがって。

敵は意外なところに

しかしもっとも厄介な敵はブヒラーどもではありません。

トラウマの原因はニノファンの女性らが連れてきた小学生キッズたち。

おそらく映画には興味ないのに留守番させるわけにもいかずニノファンの母親に連れてこられたのでしょう。

で、映画鑑賞中、運悪く私のすぐ後ろがキッズだったんです。

これが前の座席、つまり私の椅子を後ろから蹴るわ蹴るわ

のちに観たアベンジャーズ4DXのハルク登場シーンが心地よく感じたぐらいひどかった。

普段は温厚ながらキレるとヤバい私、傘でぶん殴ってやろうかと思ったほどです。

私の怒りの炎も青く灯りましたよね。青の炎の方が赤い炎より温度が高いって劇中でも言ってるぞ?

しかし当時から大人な私は、ニノファンの母親もいるのでガマンしました。

お前ら親に感謝しろよマジで、親さえみてなきゃキッズなんかボッコボコだぞ。

あと親がいなかったら誰がご飯作ってくれるんだよ?

将来、私みたいな引きこもりニートになったとき面倒見てくれるのも親だからな?

マジで感謝しろよな。

そして輝くウルトラ涙

こうして私は、劇場まで持ち込んだハードカバー版 青の炎の表紙を濡らし。

以後、4DXハルク以上の強さで背中を叩かれそうな恋愛映画は劇場で観れなくなってしまったのです。

いま思えば、あのキッズは私をブヒブヒと同類と思ってしまったのかもしれない。

敵の敵は味方のはずなのに、敵と思われるとは。

これは心外ブヒ